健康に良いと近年注目されるキヌアですが、そうはいっても糖質は含まれています。
白米や小麦粉ほどではないにしろ、「あら、意外と糖質あるのね」と敬遠されている方、
また逆に低GIだからって、ガンガン食べている強者もいらっしゃるかも。
そこで、糖尿人の私がキヌアを食べてどのくらい血糖値が上がるか、また白米とどのくらい違うかを検証してみた結果を載せておきます。データは少し古い(2016年)のでお許しくださいね。
私が白米でどのくらい血糖が上がるかは→私が糖質制限している理由:血糖測定値あり (○´ิ∀´ิ○)をご覧ください。要は私がお茶碗いっっぱい150g食べたら200を超えていく糖尿人ということです。
いろいろ比較する際、基準にお茶碗一杯150gの糖質は55gとの比較で検証しております。
たったこれだけで血糖値は200を超えていくんですよ(;;)
(ただ、糖質さえ避けていれば割とストレスのない食事です。(^^)v)
さて本題に戻りまして
糖質55gのキヌアは・・・・いくら低GIだって言っても糖質55gに違いないから白米と同じことになるかもしれないけど‥‥とも思いましたが、糖質でそろえて測定することにしました。
キヌアの糖質55gというのは・・・・キヌア糖質 63.5(100g中)と書いているサイトがあったので(サイトにより表記は若干違う)、それを採用して計算し100g炊いて63.5gなら86.6g炊いたら糖質は55gだよね?という結論に至り、87gのキヌアに一合分の水を入れ炊飯器で炊くと・・・・・。
こうなりました (^^;)
キヌアの膨張率は高く250gまで膨れ上がりました。お得感満載です<( ̄^ ̄)> ・・・・いや、水入れすぎです。ーー;「NHKのあさイチ」で2016年当時やっていた番組では「皮にサポニンが含まれていてえぐみの原因だからよく洗ってね」ということでした。
サポニンには毒性もあるということなのでよく洗ったけど、言われるように泡は出なかったのでもしかしたら下処理がされている製品だったのかも??
さてさっそく比較してみましょう。
炊く前の白米100g(炊きあがり150g)≒糖質55g
炊く前のキヌア87g(炊きあがり250g水入れすぎ)≒糖質55g
対決結果は明らかにキヌアに軍配です。
(白米は90分値を測定していないのであしからずです。m(__)m)
あんなにたくさん食べたにもかかわらず、キヌアは白米と同じ糖質量でもピークが176とピーク211の白米より血糖のみを考えたときずっと優秀と言えます。低GIなので上昇が緩やかであるとは思っていましたが、同じ糖質量なのにここまでとは思っていませんでした。
近年、スーパーフードとしての認知度も高く、ビタミン、ミネラル、食物繊維。栄養的に言ってどれも白米に勝っているキヌアですが、どうなんでしょう?健康ブームでもてはやされた後忘れ去られる食品も少なくありませんが、2021年現在、キヌアブームは最近落ち着いてきているのでしょうか?
ご飯に混ぜたり、スープに入れたりと料理法は様々ですが、ご飯が食べられない私は
主食として食べたいです。<( ̄^ ̄)>
カレーに添えてあるキヌア(末尾です)もよかったらご覧ください→ カレーってすごいのよ
キヌアの栄養価については、また機会があったら料理とともに紹介したいと思います。
*当ブログ記事は、私が実践していることであって、治療やメソッドをお勧めしたりするものではありません。また、食事等による血糖値の変化には個人差があり、同様の結果になるとは限りませんので、自己責任でお願いします。なお、疾病等に関しては医師にご相談ください。
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